13クラウン ガラス交換・冷却系統修理作業

13クラウン ガラス 冷却修理

13クラウンの修理作業をご依頼いただきました。

修理内容

・助手席側フロントガラス交換

・オーバーヒートによる修理、点検。

・バッテリー交換


今回はお客様より走行不能とのことで、レッカーにて入庫いたしました。

平成2年式クラウン

飛び石により助手席のガラスが割れてしまっております。

古いお車は当然新品のパーツはなく、中古市場で探すしかありませんが、探すタイミング、探し方、探す場所【ネット・店舗】により変わってきます。



アイドリングは1~2分と持たずにエンジン停止。

水温計は温度が高くなくても、真ん中より上。

どこかから冷却水が漏れており、冷却水を補給しても減ってしまうという状態です。

まずは可能な限りパーツを外し、原因を突き止めます。

ウォーターポンプからにじみがあり、漏れの量は少ないですが、放っておくと地面に冷却水の水たまりが出来ておりました。

そして、サーモスタッドと呼ばれる、冷却水の温度が高くなると弁を開け、冷却水が流れる仕組みになっているパーツも壊れておりました。


左側の新品のサーモスタッドに交換。       漏れ留め剤と新品の冷却水。


ウォーターポンプのオーバーホールも可能ですが高額となるため、今回は漏れ留め剤にて対応いたしました。

漏れ留め剤は一時しのぎ的な側面があり、完全に修理となるとオーバーホールしかありません。

今回は漏れ留め剤にて止まりましたが、大きい穴に対しては効果がなく、お車の状態によっては効果ナシのケースもございます。


ガラスは普段お世話になっておりますガラス屋さんに相談したところ何とか見つかり、車両に残ったガラスの破片を清掃し、新しいガラスを組付け。

その他バッテリー交換、エンジンオイルの交換を行い試乗点検をし、納車いたしました。


当社では保険修理はもちろんのこと、レンタカーの手配、お車の引き上げからいたしております。

走行不能のお車でもレッカー車でお伺い、代車と入れ替え、修理いたします。